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Marmalade SDKはIdeaworks3D Limitedが開発し、ライセンス提供するクロスプラットフォーム対応のソフトウエア開発キットで主にモバイル端末向けのアプリを開発、テスト、展開するためのライブラリ、サンプル、ドキュメント、ツールが含まれます。 == 歴史 == Marmalade SDKはかつてAirplay SDKという名称で提供されていましたが、2011年6月のVersion 5.0.0のリリースからリブランドされました。本SDKはIdeaworks3D社内でモバイル端末向けのゲームを開発するために元々、内製ライブラリとして活用されていたもので、後に製品化されました。 Marmalade SDK設計の根底は”Write once, run anywhere" (一度プログラムすれば、どこでも実行が可能)というもので、異なるプラットフォーム向けのAPIを使用して、異なるプログラミング言語でそれぞれ書き直すのではなく、単一のコードベースからコンパイルし、全ての対応プラットフォームへの展開を実現するものです。このために各プラットフォームのコアAPIに対して抽象化レイヤーとして機能するC/C++ベースのAPIを提供しています。 2012年9月にはWeb Marmaladeがリリースされました。これは同様に”write once, run anywhere”の特色を持つライブラリ群から構成され、HTML5, CSS 3 及び JavaScript 開発に対応したもので、加速度センサーやGPSデータなどモバイル端末の機能を活用できるAPIを提供しました。 Marmaladeは2013年2月にRAD (計算機プログラミング環境) システムMarmalade Quickをリリースしました。 このMarmalade QuickはMarmalade SDKの上にハイレベルライブラリ群を提供するもので、プログラマーに短期間でゲームやアプリ開発を可能にする スクリプト言語Luaに対応しました。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Marmalade (SDK)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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